AIクリエイティブツールを無料で配り続ける理由
大人にも、レゴが必要だよねって話。
毎日無益な情報を発信しています、物好きな方はぜひ。
5月17日、夜の21時に、ゴリゴリくんというツールを出します。
AIで画像、動画、音声を作る人のためのツールです。
Substackでライブをやって、その場で実際に動かして、来てくれた方には、そのまま案内します、無料で。
6つ目です。
去年からずっと、AIクリエイティブ系の便利ツールを無料で配り続けてきました。
気づいたら、6つ目になっていました。
そろそろ机が、ツールの名前だけで埋まりそうです。
ちなみに、配ったツール等で作られた作品は、私が運営しているFunStackというコミュニティに、もう2,500枚くらい溜まっています。
なんで無料なんですか
これを言うと、毎回、必ず聞かれます。
「どこかで有料化するんですか?」
「結局、何で稼いでるんですか?」
「そのうち高額講座が来るやつでしょ?」
気持ちは、わかります。
なので今日は、ちゃんと書きます。
なんで無料で配り続けているのか。
そして、なぜ、6つ目まで作っているのか。
同窓会の幹事
いちばんの理由は、横のつながりが欲しかった、です。
書いてて、急に同窓会の幹事みたいな話になりました。
誰にも頼まれていない幹事です。
出欠も取っていません。
ただ、会場だけ押さえて、勝手にお茶を出している人です。
でも、いちばん正直なところを書くと、これでした。
私は、もともとAIで絵を作るのが好きです。
ひとりで触っていると、いつの間にか何時間も経っています。
ただ、ひとりで作っていると、たまに虚しくなるんです。
▎ これ、誰に見せるんだろう。
▎ これ、誰と話すんだろう。
作っているときは楽しい。
作り終わったあとの、あの妙な静けさ。
結局、人間はひとりでは生きていけないんだな、と思います。
本当に地味です
なので、最初に作ったツールは、本当に小さなものでした。
Midjourney Code Managerという拡張機能です。
Midjourneyには、SREFやプロンプトタグという、絵の雰囲気を決めるコードがあります。
これを使いたいときは、毎回、過去の投稿をスクロールして、コピーして、貼り付ける必要がありました。
地味です。
本当に地味です。
なので、拡張画面からワンタップで差し込めるようにしました。
たった一行
配ってみたら、300人くらいの方がダウンロードしてくれました。
DMで感想を送ってくれる人も、たくさんいました。
引用も、100件近く来ました。
そのなかでも、忘れられない感想があります。
▎ 「作ることに億劫になっていたんですけど、これをきっかけにまたやってみます」
たった一行でした。
でも、その瞬間、その人の中で何かが動いた。
これが、忘れられなかったです。
幹事業、続いています
なので、もう一個作りました。
それも配って、また感想が来て、もう一個作りました。
気がついたら、5回作っていました。
- Midjourney Code Manager(作業効率化)
- Grid Splitter(グリッド画像を分割して一括保存)
- グリグリ君(マルチアングルショット量産)
- アザアザ君(ストーリカット量産)
- アザグリ君DX(マルチ&ストーリー)
幹事業、思ったより、続いています。
で、お金はどうしてるんですか
これも、よく聞かれます。
種明かしをすると、構造の話です。
私は、本業のほうでAIの仕事をしています。
会社の中で、AI事業を立ち上げて、実装して、納品しています。
AIで未来を作っています、みたいな顔をしていますが、普通に修正出しを受けます。
赤字も入ります。
納期もあります。
魔法ではありません。
そういう現場で、お金を頂いています。
▎ お金を頂く場所が、違うだけです。
これだけです。
本業のほうで稼がせてもらっているから、こっちは無料で渡せる。
会社員だからできる、ちょっと変な余白みたいなものです。
念のため
お金を取ること自体は、まったく否定していません。
むしろ、もっと堂々と取っていいと思っています。
私自身、いつか持続可能性が回らなくなったら、ちゃんと正面から「お金をください」と言うつもりです。
そのときに嘘をつかないために、いまは正直に書いておきます。
ここから先は、思想です
少し、息子の話をさせてください。
息子は、レゴが好きです。
ただ、説明書はあまり読みません。
私が「これはロボットね」と言うと、
「ちがう、犬の家」と返してきます。
ちなみに、犬は飼っていません。
そのうち、ロボットでも犬の家でもない、何か変な形のものを作ってきます。
頭がついていて、しっぽもあって、なぜか車輪もある。
名前を聞くと、
▎ 「これは、走るやつ」
と言われます。
情報量、ゼロです。
でも、本人は満足げです。
うまく組めないと、息子は一回、全部バラします。
それで、また組み始めます。
「ロボット」だったものが、「犬の家」になって、「走るやつ」になります。
肩書もKPIもなく、ただ毎日やっています。
大人だって、持っていたはず
ここで、いつも思うんです。
▎ 大人だって、本当はこういう想像力を持っていたはずです。
しかも大人は子供よりずっと、いろんなものを見てきています。
読んできた本、聞いてきた音楽、出会ってきた人。
同じ人生を歩いてきた人は、ひとりもいません。
だから本来、大人が作るものはもっと、変な形をしているはずなんです。
横から、いろんな声
でも、大人になると、横からいろんな声が入ってきます。
「このテンプレで作ってください」
「この色は統計的に反応がいいので、これで」
「この構図がいちばんクリックされるので、これで」
便利すぎると、人間のほうがテンプレに合わせ始めます。
最終的に、人間が素材になります。
これは、嫌です。てか、普通にうるせーよって話ですね。
いちばん見たい景色
他人が決めた正解は、自分にとっての正解とは限りません。
それぞれの人間には、それぞれの「面白い」があります。
その「面白い」を出せたとき、初めて、その人にしか作れないものが生まれます。
これが、私がいちばん見たい景色です。
大人にも、レゴが要ります
私が配ってきた5つのツールは、たぶん、レゴのピースみたいなものでした。
コードを差し込むピース。
グリッドを分けるピース。
アングルを増やすピース。
シーンを展開するピース。
ライティングを整えるピース。
すごい技術ではありません。
論文には、絶対に載りません。
でも、手元にピースがあると、人は「もう一回、組んでみるか」と思えます。
6つ目は、台座
そして、6つ目のゴリゴリくんは、台座です。
今までバラバラだったピースを、ひとつの板の上に置きました。
組んで、壊して、また組める。
途中で気が変わっても、抜いて、別の形にできる。
急に、レゴの説明書みたいな話になっています。
結果のほうから
何が起きるかを、見てもらった方が早いです。
▎ 企画(対話)→生成(制作)→編集(レイヤー分解or微調整)までがノンストップで進みます。
▎ GPT image2が最大30枚一気に生成可能です。
▎ 1モデルに依存せず、複数モデルが導入可能です。
▎ 用途別にUIが最適化されます。
▎ 素材を外部からシームレスに持ってくることができます。
機能はありすぎるので割愛します。
これを使えば全員がすごくなる、みたいな話ではありません。
ただ、「走るやつ」を作りたい人には、ちょうどいい道具になったと思っています。
置く場所が、FunStackです
ピースを配ってきました。
台座も配ります。
ただ、それだけだと、また一人で組み始めるだけです。
あの妙な静けさが、また戻ってきます。
なので、組んだものを持ち寄れる場所を、先に作ってありました。
それが、冒頭で話したFunStackというAIクリエイターのコミュニティです。
2月1日にオープンして、3か月で、200人くらいのクリエイターが入ってくれました。
今、もう2,500枚くらいの作品が溜まっています。
毎日、テーマを出しています。
「緑の丘」とか「夜の海」とか、そのくらいのテーマです。
同じテーマで、200人がそれぞれの感性で作品を投げてきます。
誰ひとり、同じ作品を出してきません。
▎ 「同じテーマで、なんでこんなに違うの?」
これが、毎日起きます。
絶対に守りたい
ここで、いちばん大事にしていることがあります。
誰がどんなものを出してきても、否定しない。
「それ、なに?」ではなく、「それ、面白いじゃん」と言える場所であること。
これだけは、絶対に守りたい。
ゴリゴリくんで組んだものを、ここに持ってきてください。
他の人の作品を見ているうちに、また何か作りたくなります。
ひとりで組んで、たまにみんなで見せ合って、ちょっと笑って、また組む。
これが、私が欲しかった景色です。
5月17日、夜の21時
Substackでライブをやります。
ゴリゴリくんを、実際にライブで動かします。
来てくれた方には、その場で配布案内をお渡しします。
向いているのは、こういう方です。
- GPT Image 2で、1枚ずつではなく連続で生成したい人
- 30枚を一気に並べて、当たりを探したい人
- キャラ作りからシーン展開、物語まで、ひとつの画面で完結させたい人
5月17日、21時。
よかったら、見にきてください。
STΛCK



だからスタックさんが好きなんです♡
あ、好きって言っちゃった😘
レゴのピースを配るように、 誰かが「もう一回つくってみよう」と思える余白を渡す。 大人になるほどテンプレに縛られ、 自分の“面白い”が消えていく。 自分で楽しめる余地があるっていいよね。
フォローさせて頂きました。相互してもらえると嬉しいです
毎日コツコツ投稿していますので、みつけてくれたらうれしいです